50代も後半にさしかかり、そろそろ老後の生活を考え始める時期。
60歳の定年後、希望すれば嘱託社員として働けるけど、できれば会社は辞めたいと思ってる。
ところで私は、定年退職後いったいいくら生活費に必要なのか。
ローンはあと1年ちょっとで終わるから、それほど生活費は必要ないんじゃないかと思ってるけども…。
ここらでちゃんと計算してみることにしました。
現在の生活費
- 住宅ローン:7万円
- 光熱費:3万円
- 通信費:1.5万円(インターネット・携帯・NHKなど)
- 食費:5万円(外食含む)
- 服:3万円
- ペット:3万円(犬1・猫2)
- 保険:1万円(年金保険)
- 雑費:3万円
- 車:2.5万円(駐車場・ガソリン・保険)
- スポーツジム:1万円
合計:30万円
ざっくりですが、1カ月の生活費はだいたいこんな感じ。
貯蓄も少しはしてるけど、同じ年収の独身女性と比べるとたぶんかなり少ない。
まあ、使ってるからね。
そらそうよね。
年金生活になったらこんな暮らしはとうてい維持できない。
必要なくなる生活費
住宅ローン
住宅ローンはあと1年ちょっとで終わるので、これは大きい。
修繕費用などは別途必要だけど、完済してしまえば月々の家賃がかからないのは持ち家の最大のメリット。
ただ、暖房光熱費はワンルームマンションなどよりはかかるので、それはデメリット。
自家用車
60歳になったら車も手放す予定。
今は通勤と休日に犬と公園に行くために使ってる。
以前は遠くの動物病院に行くときも必要だったけど、最近信頼できる獣医さんが近所にできたので、動物病院への用途はなくなった。
会社辞めれば通勤には使わないし、犬も年老いてくるので、遠くの公園に行く機会も減りそう。
それに車があると雪かきが大変なのよね。
車がなければ歩くところだけ雪かきすればいいので、シーズンごとに4万円ほどかかってる排雪費用も節約できる。
交通費がどれくらいかかるのか想像つかないなぁ…。
懇意にしている60代女性のファイナンシャルプランナーがいて、車やめたらしいんだけど、タクシー代もったいないから結局歩くって言ってた。
なんかわかる。
老後は急いでタクシーで向かう用事もなくなるしね。
ただ、体が弱ると通院や買い物でタクシー使うこと増えるのかな。
外食費
今もそんなに外食行ってるわけではないんだけど、会社勤めしてるとランチはちょくちょく外食する。
以前は600〜800円くらいで食べられたランチも、今は1,000円以下で食べられるランチはほぼない。
あと会社でちょこちょこ飲み物買ったりするのもバカにならないのよね。
なので、食費は月3〜4万円までには下げられるはず。
服代
これも通勤があるから新しい服が欲しくなるけど、家にいる時間が増えれば月に1万円くらい買えれば十分よね、きっと。
定年退職後の生活費
住宅ローン:7万円0円- 光熱費:3万円
- 通信費:1.5万円(インターネット・携帯・NHKなど)
- 食費:
5万円(外食含む)3.5万円 - 服:
3万円1万円 - ペット:3万円(犬1・猫2)
保険:1万円(年金保険)0円- 雑費:3万円
- 車:
2.5万円(駐車場・ガソリン・保険)0円 - スポーツジム:1万円
- 医療費:1万円
- 交通費:1万円
合計:18万円
総務省の家計調査によると、高齢者の一人暮らし世帯における1カ月の生活費は、平均約16.5万円なんですって。
ペットにかかるお金がなければ平均より少ないのね。
ただ、60歳で年金はもらえないから、65歳までの5年間をどう暮らしていくかを考えなければならない。
じつは30歳くらいに加入した年金保険が60歳から降りる。
年間60万円(月5万円)×10年なんだけど、5年に縮めることもできるらしい。
そうなると月10万円近くあるから、あと8万円なんとかすればいい。
必要な貯金額
不足分の月8万円の生活費を、60歳から65歳までで計算すると…
月8万円×60カ月=480万円
480万円ならなんとかなりそう。
あと必要なのは家の修繕費。
大規模なリフォームはしない予定なので、10年に一度修繕するとしたらせいぜい3回分。
1回100万円で見積もっても300万円。
480万円+300万円=780万円。
1,000万なくても大丈夫やん!
こういうこと話すと、大きな病気したらどうするとか、介護リフォーム費用はどうするとか言われるんだけど、不安要素を言い出したらきりがないと思うんですよね。
日本の保険システムはしっかりしてるから、莫大なお金をかけなくてもちゃんとした医療は受けられるし、介護も重度になればなるほど国がみてくれるようになってます。
起きるかわからない不安のために今の生活を犠牲にしてお金を貯めるより、食事や運動など日々の健康に気をつけ、予防医療にお金と時間を費やすほうが、体も心も健康でいられると私は信じています。
そもそも人間いつ死ぬか(いつまで生きるか)わからないので、90歳まで生きるならどれくらいお金が必要かなんていうシミュレーションは無意味だと思うんですよね。
もらえる年金額は今後減っていくかもしれないけど、あと100年くらいは破綻することはないんじゃないですかね。
長生きリスクに備えるコツ
そうは言ってもお金がないとやっぱり不安。
だけどそれを貯蓄で補おうとすると、今の生活を楽しめない。
そこで、私がやろうとしている長生きリスクに備えるコツは、年金額を増やすということ。
繰り下げ受給をする予定。
繰り下げ受給とは、年金受給年齢を遅らせるということ。
年金の受給年齢を75歳まで遅らせることができるんです。
私は70歳まで遅らせたいと思ってるんですが、70歳まで5年間遅らせると、受給額が148%にアップするんです。
150,000円が222,000円にアップするわけです。
たまに「年金受給年齢を遅らせると早く死んだら損だ」って言う人がいるんですが、総額受給で計算する自体ナンセンスですよね。そういうことじゃないだろうって思うんですけど。
長生きするほうが金銭的にはリスクが高いわけだから、年金受給額が増えるのは大いに心強い。
なんとか70歳まで繰り下げ受給できるようがんばろうと思っています。
60歳からの稼ぎ方
年金の繰り下げ受給はしたい!
でも60歳で(できればもう少し早く)会社は辞めたい!
会社が好きな人は雇用延長で勤めるのがいいと思いますが、私はもう会社勤めしたくない。
30年以上、自分の時間を費やしてきたので、正直もううんざりです。
大好きなこの持ち家で、大好きな犬と猫と過ごす時間を味わいたい。
今のところ健康ですし、90歳くらいまで生きる予定ではありますが、元気だった同級生が突然亡くなったりすることもチラホラ。
70歳くらいで寿命が来たら、一生をほぼ会社で過ごした人生になってしまう。
それに自分の年齢と寿命を考えると、今の犬が最後の犬になると思う。
もうすぐ9歳のこの子と過ごす時間を、たいして好きでもない会社に奪われ続けるのが、もう耐えられないんですよね。
じゃあ、どうするのか…
家でできる仕事をすればいいって思ったんです。
それがアフィリエイトブログ。
ブログで稼ぐってことです。
こちらブログを始めた理由など書いてますので、よかったら読んでください。
ブログで月20万円稼げるようになれば、年金ナシでも70歳まで繰り下げ受給することが可能!
貯蓄も家の修繕費用300万円くらいとっておけば大丈夫な計算。
いくら貯めても不安はなくならないと思うので、稼ぐ力を身に付けるほうが強いと思うんですよね。
まとめ
- 現在の生活費は月30万円
- 定年退職後の生活費は、食費や車にかかる経費を減らして月18万円
- 長生きリスクに備えるには年金を繰り下げ受給して、受給額を上げるのがいい
- いくら貯金しても不安な人はずっと不安。貯めるより稼ぐ力をつけよう!
コメント
コメント一覧 (2件)
いつも参考にさせていただいております。
なるほど、前回のブログ、副業に繋がるのですね。
(副業に活かせる資格はあるのに活用できていないの
が現実です)
私の場合、定年が65才まで引き上げられるので
そこで年金をもらうのか、それとも70才まで待って
受給率アップも考えられるますね~。
情報リテラシーは都度アップデートが必要ですね、
生き続ける限り…。
コメントありがとうございます。
副業に生かせる資格があるなんてうらやましい限りです。
私の会社の定年も引き上げられるらしいですが、もうそんなに会社員したくない気持ちも…。
なのでさらに情報リテラシーを上げて、自分に何ができるか考えたいと思ってます。