わが家は周囲3方向に家が建っている狭小住宅。
おまけに断熱を重視して窓も小さめ。
燦々と太陽の光が降り注ぐことはありません。
ただ、よく言われる日当たりの悪さによるデメリットは、家の断熱性や窓の位置で解消されいます。
そして10年近く住んでいて特に不満はなく快適に暮らせているので、その理由を紹介します。
日当たり悪い家のデメリットは誤解
- 湿気がこもる
- 光熱費がかかる
- 洗濯物が乾きにくい
- 家の中が暗い
といったあたりがよく言われます。
古い家はこの通りだと思いますが、最近の家は性能が良いのでそんなことはありません。
一つひとつ説明しますね。
湿気がこもる
断熱性の高い家は湿気がこもらないと思います。
建築家じゃないので、専門的な説明はできませんが、わが家が実際にそうです。
札幌市のエコ住宅の認定を受けた断熱住宅なんですが、湿気でどこかにカビが発生したり、窓が結露したことは一度もありません。
光熱費がかかる
こちらも断熱性が高ければ日当たりは関係ありません。
夏は涼しく冬は暖かいです。
ただ、春先の気温はまだ低いけど日差しでポカポカ暖かい日は寒いです。
外気温の影響を受けることが少ないですが、日差しの影響も受けない分、小春日和のような日の家の中は寒く感じます。
洗濯物が乾きにくい
こちらも特に気になることはありません。
もちろん湿度の高い季節は乾きにくいです。
暖房を使っている時期は乾燥するので、わりとすぐに乾きます。
ちなみに洗濯物はオールシーズン室内干し。
外に干すスペースはありませんし、ベランダもありません。
北海道なので、外に干せる時期も短いんですよね。
家の中が暗い
日差しが燦々と降り注ぐことはありませんが、昼間に照明が必要なほどではありません。
窓の位置が、うまく隣家の隙間を縫った位置に配置されているので、午前中の早い時間は光が差し込みます。
また北側に高窓があるので、やわらかな光が入って、私にとってはちょうどいい明るさです。
日当たりが良すぎて後悔した経験
眩しくてテレビが見えない
前に住んでいてマンションが日当たり良くてけっこうつらかったんですよね。
南西向きの大きな窓。
マンションの前は大きな道路で日差しを遮るものは何もナシ。
午後からは燦々と太陽の光が降り注いでました。
そうなると明るすぎてテレビやパソコンの画面が見えない。
休日ゴロゴロしながらテレビ見たいときはカーテン閉めてました。
日当たり良すぎると夏は暑い
南東向きなので、西日の熱で夏の午後はめちゃくちゃ暑かったです。
エアコンの効きも悪く、夏の光熱費は日当たりが良いほうがかかるんじゃないでしょうか。
たしかに冬の晴れた日はポカポカと暖かいのですが、冬ってだいたい雪降ってて天気悪いんですよね。
まとめ
- 日当たりが悪くても家の断熱性が高ければ、湿気や光熱費などの問題はない
- 家の暗さも窓の位置でほどよい明るさを取り入れられる
- 日当たりが良すぎると夏が暑かったり、テレビやパソコンが見づらいなどのデメリットも
以上、実際に日当たりの悪い家で10年近く快適に暮らしている私の見解でした
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