マンションから一戸建てに引っ越す際、暖房費はいったいいくらになるのか心配でした。
また、熱源を何にするかも迷いました。
結局ガスと電気を採用したわけですが、実際にいくらくらい掛かってるのか、これから家を建てる方の参考になればと、わが家の光熱費をまとめてみました。
2022年の光熱費
電気 | ガス | 合計 | |
1月 | 25,000円 | 12,000円 | 37,000円 |
2月 | 23,000円 | 11,000円 | 34,000円 |
3月 | 22,000円 | 10,000円 | 32,000円 |
4月 | 20,000円 | 13,000円 | 33,000円 |
5月 | 14,000円 | 12,000円 | 26,000円 |
6月 | 7,000円 | 12,000円 | 19,000円 |
7月 | 7,000円 | 10,000円 | 17,000円 |
8月 | 5,000円 | 10,000円 | 15,000円 |
9月 | 6,000円 | 9,000円 | 15,000円 |
10月 | 5,000円 | 9,000円 | 14,000円 |
11月 | 14,000円 | 10,000円 | 24,000円 |
12月 | 21,000円 | 12,000円 | 33,000円 |
光熱費は厳冬期で月3〜4万円弱。
夏が2万円弱というところです。
では、暖房の熱源や暖房器具の種類、ガスの使用状況などを紹介しますね。
暖房はガスと電気のハイブリッド
暖房の熱源は電気がメインです。
電気代の安い深夜電力でお湯を沸かし、その温水を流して温める温水パネルヒーター。
いわゆる蓄熱暖房ってやつです。
蓄熱暖房はエコで経済的なんですが、暖房力が弱いという懸念もあり、そこをガスでカバーするというハイブリット暖房です。
しかし、わが家は断熱住宅なのと、暖房で暖まりすぎるのが苦手なので、電気のみ使用する設定にしています。
なので、暖房費は電気代のみ。
暖房は9月下旬〜5月上旬くらいまで使っています。この期間は24時間つけっぱなし。
暖房以外の電気代は月5〜6千円ってところです。
家の広さは延べ床75平米ほど。
間取りについてはこちらの記事をご覧ください。
給湯とコンロはガス
ガスはプロパンガスです。
北海道のプロパンガスは高いという声がありますが、それは賃貸住宅のことです。
賃貸物件のオーナーがガス会社と契約するので、住民はガスのプランを選ぶことができないんですよね。
異様にガス代が高い賃貸物件もあり、ガス会社とオーナーの契約の裏に何があるのか、少々胡散臭さを感じます。
賃貸でも都市ガスで、大手ガス会社と直接契約できれば高いことはないんですけどね。
うちはプロパンですが、良心的なガス屋さんで、驚くような金額にはなってません。
ちなみに私は一人暮らしですが、毎日バスタブにお湯をはって入るので、そのぶんガス代はちょっと高くなってるかな〜という気はします。
とはいえ、ガス会社によって料金の違いはあります。
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プロパンガスのみですが、ガス会社の料金比較ができ、お得なガス会社がわかります。
これから新規に契約する方はもちろんですが、現在のガス会社から切り替えることもできるので、比較してみる価値ありです。
暖房の設定温度は20度
設定温度は20度。
というかメモリが1〜5まであって、その3.3くらいにしています。
空気清浄機の温度計がだいたいいつも20度くらいなので、そのくらいなのかなと。
でも撮影した日は18度ですね。ちょっと寒い。
パネルヒーターを通る温水の温度は45度か50度に設定しています。
北海道の家の中はガンガン暖房入れてアイスクリーム食べてる。
なんて噂もありますが、最近はそういう家は減ったと思います。
昔は灯油ストーブをガンガン炊いて居間は暑いくらいって家が多かった。
そしてトイレや脱衣所が死ぬほど寒いっていう。
でも最近の家は断熱性が高く、家中暖かいというケースが多いかと思います。
とはいえ、20度の室内。
家事したり動いているときはちょうどいいけど、テレワークなどずっと座ってるとちょっと寒い。
なので、じっとしているときだけ、厚着しています。
最近のお気に入りはこの半纏(はんてん)。
とても暖かいし、柄もおしゃれでかわいいので気に入ってます。
ちなみに2階とトイレは、メモリ「2」でほぼ暖房稼働してません。
ガスと電気にしたメリット・デメリット
新築住宅の熱源、悩みますよね。
2011年の震災以前は、電気一択でしたが震災以降は避ける人も増えた。
しかし灯油も世界情勢によって価格が安定しないし、ガスも値上がりしている。
なので、熱源は1つじゃなく2つにしてよかったと思ってます。
北海道胆振東部地震のブラックアウトを経験しましたが、ガスが使えたのは本当に助かりました。
一戸建てだからマンションとちがって水道も止まらないので、停電時でも料理ができるんです。
これは大きい。
暖房が灯油やガスだとしても、停電だと稼働できないので、灯油でもガスでも電気でも一緒。
停電時に強い暖房設備は薪ストーブですね。
LPガスと電気のデメリット
- LPガスは都市ガスより料金が高い
- ガスボンベを設置する場所が必要
- ガズボンベ設置場所の除雪が必要
- 電気暖房は停電だと使えない(けど、灯油でもガスでも停電時はほぼ使えない)
- 電気料金が値上がりすると電気暖房費は跳ね上がる
一番デメリットに感じてるのはガスボンベの除雪
LPガスと電気のメリット
- LPガスは都市ガスより火力が強い
- LPガスは被災時の復旧が早い
- 停電時でもガスコンロが使える
- 料金はどの熱源もそれほど変わらない
- 電気パネルヒーターの暖まり方は個人的に好き(暖房ガンガン効いた部屋が苦手)
プラスとマイナス比べたらワタシ的には圧倒的にプラスが大きい
まとめ
熱源はガスと電気の2つに分けてよかったなと思ってます。
なにより停電時にコンロが使えるのは、ブラックアウトのとき本当に助かりました。
暖房費自体はマンション(80平米)のころと比べて2割増しくらいです。
金額的に見るなら、熱源の種類より家の断熱性能を重視したほうがいいかもしれません。
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