「私、おばさんだから」をよく使うおばさん、周りにいませんか?
50代半ばの私も立派な(?)おばさんではありますが、このセリフは言わないようにしています。
なぜなら相手が困るからです。
おばさん同士で若い子に対する愚痴を言って笑ってるようなときはいいんですよ。
若い子が作る書類の文字が小さくて見えないわ〜
わかるわかる、私たちおばさんの身にもなって欲しいよね〜(笑)
みたいなのは平和。
主に「私、おばさんだから」を言う人の心理は2つのパターンに分かれます。
それぞれのタイプに合う、私が思う理想の返し方を紹介します。
否定を求めてるパターンには質問で返す
私、おばさんだからこんなの似合わない
私、おばさんだから浮いちゃうんじゃない?
私、おばさんだから相手にしてくれないわ
完全に「そんなことないですよ〜」という否定が欲しくて「私、おばさんだから」を使ってるパターン。
優しい若い子が「そんなことないですよ。○○さん若いじゃないですか」って言ってあげてる場面を何度も見かけたことがある。
そのたびに、あんなふうに若い子に気を使わせるような人になりたくないな〜と思うのです。
こういう人は自分のことを自分でおばさんだとは思っていないけど、もしかしたらおばさんだと思われているかもしれない。
そんな不安を解消するためにこんなセリフを言うのだと思います。
しかし「そんなことないですよ」と言われたら言われたで「またまたそんなこと言って〜」と素直に受け入れない。
じつにめんどくさい人です。
素直に受け入れないくせに、それでも「そんなことないですよ」が欲しくて何度も「私、おばさんだから」を言ってくる場合がある。
要望にお応えしていると「否定してくれる人認定」されます。
そうなるとことあるごとに「私、おばさんだから」をぶつけらてめんどうなことに。
なので、たまには違う反応をしてみることをおすすめします。
「私、おばさんだから」と言われたら「そうなんですか?」と逆に質問するのはどうでしょう。
否定も肯定もしない。
質問に対して「そうなのよ!」と返してきたら、「なるほど〜」と納得すればいい。
これで会話は終了。
ただ、実際に言ってみたことはないので、そのあとの空気がどうなるかは責任を持てません(笑)
仕事や責任から逃れようとするパターンは無視
私、おばさんだから覚えられないわ
私、おばさんだから知らないわ
私、おばさんだからついていけないわ
職場にいるんですよ、このタイプのおばさんが。
新しい仕事や難易度の高い仕事に対して、このセリフで逃げようとするんです。
おばさんって言ったって、社歴は長いわけだから、おばさんだからこそ難易度の高い仕事をしなければいけないこともあるのに、いつもこのセリフでのらりくらりと難しい仕事から逃げようとするんです。
否定を求めるタイプよりタチ悪いですよね。
このタイプに「そんなことないですよ」と否定すると「若く見えても実際は年なのよ」とか、勝手に都合のいい解釈してイラつくことになります。
私ならスルーします。聞こえないふりして返事しません。
あきらかに聞こえていてもスルーが一番。
次の話題に移りましょう。
これは何度か試していますが、不服そうな顔をされるくらいで大きなトラブルにはなってません。
番外編:「私、こう見えて○○歳なの」も困る
スポーツクラブでよく会う女性。髪は茶髪でストレートのボブ。
ウェアも20代の女子が着ていそうな派手めなものが多い。
でも、どう見ても私の母親世代のおばあちゃんという感じ。
その女性と世間話しているときに言われたんです。
「私、こう見えて70代なの」と。
「あ、いや、そう見えますよ」という言葉をグッと飲み込んで「えー、そうなんですかー。あらー」とは言ってみたものの、そのあとの言葉が続けられなかった正直な私。
「えー、見えなーい!若いですねー」を待ってるんですよね。わかります。
わかりますけど、そういう嘘を平気でつける人とつけない人がいるのをわかってほしい。
まあ、本人は70代に見られると思ってないのだろうから嘘を言わせているという認識はないのだろうけど…。
まとめ
- 否定を求めているタイプには「そうなんですか?」と質問で返す
- 仕事や責任から逃れようとしているタイプは聞こえないふりしてスルー
これが私の返し方です。
ホントこのセリフ言う人ってめんどくさい。
そもそもおばさんだから何が悪いっていうのだろう。
仕事や責任におばさんも何も関係ないし。
人の振り見て我が振り直せということで、自分はこんなセリフを言うおばさんにはならないぞ!
と改めて心に誓うのでした。
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